
静岡県富士市・富士宮市は、富士山のふもとに広がる自然豊かなエリアです。
東京にもアクセスできる距離でありながら、暮らしやすさとゆとりを手に入れられる点が富士の魅力と言えるでしょう。
しかし、実際に気になるのは「東京通勤や通学は現実的に可能なのか?」というところではないでしょうか。
私は富士市に移住して2年、東京への出張や通勤を毎週のようにしています。
(大阪にもしょっちゅう行っています)
その体験も踏まえながら、富士市・富士宮から東京へのアクセス事情をまとめます。
東京へ行く手段はいくつかあります。大きく分けると 新幹線・在来線・高速バス・車 の4つです。

まずは最も便利で最も早く、最も現実的な手段である新幹線です。
品川駅でも東京駅でもほぼ変わらないので、いったん東京駅で記載いたします。
富士市民が使う新幹線駅は、新富士駅か三島駅になるでしょう。
のぞみは停車しないため、こだまを利用することになります。
朝7時台のこだまに乗れば、8時すぎには東京駅に到着可能で、朝9時からの会議に都内で参加というのも十分に可能です。
しかしながら、新富士駅は、東海道新幹線のみの駅でJR在来線への乗り換えができません。
正直不便です。
吉原駅 、富士駅、富士川駅などのJR東海道本線(在来線)から、三島駅に出て新幹線に乗り換える方法もあります。
こちらはよく使います。
交通費もやや安くなりますが、乗り換え時間がタイトor余裕すぎることが起こりうるのがデメリットです。

新幹線を使うメリットは、こだま号はあまり混まないという点です。
この記事の執筆時点(2025年10月)では、こだま号の1~6号車と13~16号車が自由席で、予約をしなくてもかなり余裕で座れます。
休日の朝は少し混むかな、、、程度です。
デメリットは、新富士駅の駐車場の問題です。
新富士駅の駐車場は数がかなり多いものの、とにかく混みます。
正直、平日の朝早い時間は余裕があるのですが、10時台~午後になると空きがかなり少なくなります。
連休などは本当に空きが見つからず、何十分も待ったうえで結局会議に遅刻してしまったという経験もあります。
(そのときはどうしようもないので家族を呼んで助けてもらいました)
頻繁に新富士駅を使うのであれば、月極の契約なども検討してください。

いわゆる鈍行ですね。
富士駅 → 東京駅
所要時間:約2時間30分〜3時間
普通列車や快速を乗り継ぐ形になります。料金は安いですが、毎日の通勤にはかなりの体力が必要です。
全く現実的な手段ではないと思います。
ちょうどいい新幹線を逃してしまい東京駅からの新幹線が30分以上ないとか、
ゆったり帰ってもいい気分とか、
東海道線で熱海行きがちょうどあるとか、
節約したいとか、
そのくらいの気まぐれで鈍行で帰ります。
メリットはやはり「安い」という点です。
デメリットは時間がかかることと、熱海駅でJR東日本とJR東海が切り替わるため、ICカードの場合は一度清算をしなければいけないという点です。
鉄道にあまり詳しくないので便利な方法があるのかもしれませんが、個人的にはこれが結構めんどうです。
新幹線のところで記載しましたが、在来線+新幹線の組み合わせはよく使うのでおすすめです。

富士宮駅や富士駅から東京駅・新宿駅へ直行便が出ています。
所要時間:約2時間半〜3時間
料金は新幹線の半額以下で済むのでコストを抑えたい人には便利です。
しかしながら、こちらも日々の通勤通学には少し厳しいでしょうか。
特に富士市→東京方面は、時間が読みづらいということもあり使う方は多くないでしょう。
私はアクセスの関係上、あまり使いません。
降りる場所も限られるので(富士駅など)、家まで帰るのに結局タクシーなどを使ってしまえば意味がありませんからね。

富士ICから東京ICまで
所要時間:約1時間40分〜2時間30分
車で通勤される方も一部いらっしゃるかもしれません。
渋滞がなければ意外とスムーズに着きますが、通勤で使うには時間の読めなさが難点です。
特に神奈川県の海老名JCTあたりは常に渋滞している印象です。
都内もまた恒常的に渋滞していますね。
ガソリン代の高騰もあり、一人の場合は費用的にもあまりお得感がありませんし、
渋滞のストレスもあります。
車で東京は、たまの出張や旅行で行くくらいがちょうどいい気がしますね。

結論から言えば、毎日の通勤は正直ハードです。
新幹線なら1時間ちょっとで東京に着きますが、片道だけで1時間以上、往復で2時間以上の移動になります。
加えて、新幹線の定期代は高額です。
ただし、思えばベッドタウンから満員電車で通うのに比べると楽な気もします。
筆者は実家が千葉の田舎なのですが、東京駅から1回乗り換えて、バスに乗って、片道約2時間です。
そう考えると新幹線で座って通勤できることって便利かもなと感じます。
実際、富士市に暮らしていても東京や神奈川に通勤通学している人は見かけますし、
東京にいても、私のように静岡方面から通っているという人もいます。
特に静岡県の東部(三島や熱海)はまたグッとハードルが下がります。
費用の課題感がクリアできる方にはおすすめです。

富士市からの東京通勤は、毎日は大変ですが週に数回なら十分に可能です。
出張や大事な打ち合わせだけ新幹線を利用する、という方も多いです。
新幹線を使えば東京駅まで1時間前後で到着し、日帰り出張もスムーズ。
コストや体力面は課題ですが、その分「広い家・豊かな自然・落ち着いた生活環境」を手に入れられます。
移住を考えている方にとって、富士市・富士宮は「東京にアクセスできる距離感の地方都市」。
都会でのキャリアを活かしながら、富士山のふもとで暮らす――そんな新しいライフスタイルがここにはあります。
ぜひ富士市や富士宮市への移住をご検討される場合は、e.axisにご相談ください。
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